ーーーもともとはスイミングスクールからスタートされていますが、障害児支援を始められたきっかけなど経緯を教えてください。
スイミングスクールに通う子どもたちの「困りごとに対応するため」に立ち上げ
弊社は会社の理念として「地域の皆様のエンジョイライフをサポート」を掲げ、スイミングスクールを設立しました。会員のお客様の「こんなことで困っていて」という声に、会社として「何かお手伝いできることはないか」との想いで展開してきました。
例えば、高齢の会員様の「いつまでもプールに入りたい。だけど、いつまで通えるのかな」という不安の声からデイサービスを立ち上げました。
また、集団指導でのレッスンに苦手を感じるお子さんやてんかんなどの持病があるお子さんの保護者様からの「プールが好きなので楽しませてあげたい」「体力作りにプールが一番と聞いたのでやらせたい」という声から、安心してプールを楽しむことができるようにと放課後等デイサービスを立ち上げました。
学童クラブは、「地域の子どもたちを預かる場所がない」という声から、子どもたちがのびのび育つ場所になるようにと作りました。
お客様たちの声から「何かできることはないか」と自分たちが考え、現在の多展開を行っています。
ーーー施設の特色を教えてください。
一番の特徴はスイミング
問い合わせから利用につながるのは、「プールで泳ぎたい子」が多くなります。
一般のスイミングスクールに通うことができる子もいるとは思いますが、みんなと同じ練習をすることやステップアップしていくことに不安や困難があるからこそ、わたしたちの施設に興味と期待をしてくださるのだと思います。
水は大好きだけど、泳力アップが目的ではない。
陸上だと身体を動かすのは難しいけど、水の中だと動きやすい。
だから楽しい!
そんな想いを叶えてあげられる。それがわたしたちの施設の特徴です。
限られた人数や時間でも支援に充てられるようHUGを導入
有限会社寿ランド 石田茂実様
- 放課後等デイサービス
- 児童発達支援
- 活動記録
- サービス提供記録
- 連絡帳
- スイミング

有限会社寿ランド様
施設数:2施設
支援内容:児童発達支援、放課後等デイサービス
ーーーHUGを導入した経緯を教えてください。
限られた人数や時間でも支援に充てられるようHUGを導入
以前、請求は別のシステムで、保護者との連絡は紙の連絡帳を使っていました。
子どもたちがいる時間に連絡帳を書いて持って帰らせなければならない。
そのため、書き物をする職員が必要になり人が取られる。その分、子どもたちを直接支援する人材が不足する。子どもの支援に手が回らないという悪循環に陥ってしまいました。
保護者とのやり取りが紙媒体の連絡帳だったことが、深刻な人材不足を招いていたわけです。
「せっかく子どもたちに来てもらっているのに、子どもたちに満足してもらえていないのではないか?」と問題提起が職員から出てきました。
では記録に回る職員を子どもたちの支援に充てるにはどうすればいいのか?
そこで、HUGの導入を考えるようになりました。
ーーー実際に導入されて、職員の方たちはどのような感想をお持ちですか?
その日の出来事は、その日に保護者様へ伝えたい!
HUGはすべての機能が揃っていることも魅力的です。職員としては「その日の出来事は、その日に保護者様へ伝えたい!」という想いがあり、HUGなら十分に叶えることができると考えました。
一番大きいのは写真ですね。
紙の媒体だとその日の様子の写真が渡せない。でも電子化されたことでできるようになりました。
しかし、写真を送り過ぎるとカメラマンが一人必要になるので、そうならないように、できる範囲でと確認しています。
けれど、ご家庭で見て欲しい良い瞬間がたくさんあり、抑えるのに苦労しているようです。
ーーー保護者様へのHUG導入については早めに周知されましたか?
マイページ機能の周知は段階を踏んでスタート
担当の方からのアドバイスで一気に始めない方がいいと聞いたので、今月はこちらを始める、次はこちらと2段階、3段階と段階を踏んでスタートしました。
基本的にはHUGさんで用意してもらったマニュアルからです。
必要なところを絞って印刷したものを渡し、紙媒体だけではなく、LINEに載せて周知もしました。
それでは難しい場合は、お会いした機会に職員が携帯の画面を見ながら「今はこのページですね」と直接説明したこともありました。
ーーーHUGを使って改善されたことや良かったことはありますか?
保護者との連絡を全部HUGにまとまることが目標
間違いなく良かったと思っています。
保護者さんとのやり取りもある程度HUGで行えるようになったと思いますし、請求関係もHUGに完全移行を進めている段階です。以前と比べて楽になったと職員と話をしています。
ーーー保護者様との連絡や関わりに変化はありましたか?
すべてをHUG一つにまとめたいけど、まだ難しいですね。旧システム時代からLINEを活用していました。
緊急の連絡はLINEの方が便利です。HUGはアクセスしないと連絡が来ているかどうか分からないけど、LINEだとポップアップされますから、常に確認できます。
保護者との連絡を全部HUGにまとまることが目標でしたが、現状はまだ未達成になります。
ーーー今後の展開についてお聞かせください。
関わったすべての方が安心して過ごせる場所
弊社は、0歳の赤ちゃんから100歳のデイサービスに通われるご高齢者様まで幅広い年代の方にご利用いただいています。
そして、放課後等デイサービスや学童クラブに通う子どもたちが元気に彩ってくれています。
「関わったすべての方が安心して過ごせる場所」が弊社の持ち味だと言えます。
先日は、学童クラブ、デイサービス、多機能型事業所リズム、放課後等デイサービスりーる合同での水泳大会を開催しました。水泳の記録会のほかにもリレーや綱引きも行ってみんなで楽しみ、精一杯声援を送りました。
4歳から100歳近い利用者が参加し、地元の新聞にも取り上げていただきました。
これからも弊社だからこそできるイベントを開催していきたいと思っています。